2010年を過ぎた辺りから、急速に増え始めたWebメディア。
雑誌社や新聞社など、既存の媒体とは一線を画する迅速なアプローチやライトな記事は多くのスマホ読者を取り込み、今や彼らのニュースを見ない日はないでしょう。
今回は、そんなメディアの一つ「THE PAGE」さんのサッカー記事です。
ガーナ相手に0-2で完敗した西野ジャパンについて、こんな記事を配信されておりました。
◆飛び交う大ブーイング「恥ずべき試合」で負けた西野ジャパンの問題点とは?
早速、リライト道場します。
【リライト前の原文】
降りしきる雨を切り裂くように耳に届いた、ファンやサポーターによる大音量のブーイングを、DF吉田麻也(サウサンプトン)は当然のことだと受け止めた。
30日に行われたワールドカップ壮行試合。4月に慌ただしく発足した西野ジャパンの初陣にして、正式メンバー23人が発表される前日の最終選考会で、ロシア大会に出場しないガーナ代表に、それもわずか17人で2日前に来日した、時差ぼけに苦しんでいる主力不在の若手たちに完敗を喫した。
【以下のようにリライトです】
降りしきる雨を切り裂くように届いた大音量のブーイング。DF吉田麻也(サウサンプトン)は、ファンやサポーターからの怒りの声を当然のことだと受け止めた。
30日に行われたワールドカップの壮行試合。4月に発足したばかりの西野ジャパンは、ロシアでの本大会に出場しないガーナ代表を相手に0-2の完敗を喫した。シュート数だけ見れば日本は手数で圧倒していたが、相手は主力不在の若手中心メンバーであり、来日したのもわずか2日前である。これではスタンドのサポーターから大ブーイングが起こるのも仕方ない。
文:五十嵐利休
文章は、上手く書こうとして上手くなるものではない。
何度も何度も修正をかけ、邪魔な言葉を削ぎ落とすコツを覚える。これに限る。プロのレベルに到達したいなら、自分のナマ原稿と、実際に雑誌やサイトに掲載された記事を徹底的に比較研究すると良い。違いを学び、編集者のリライト術を盗むのだ。
— 五十嵐利休◆月350万PVの会社員 (@igarikyu) August 5, 2018
【リライト講座の対象は?】
ストレートニュースや週刊誌記事などは、最もシンプルかつ技術の必要なジャンルの文章だと思います。
ゆえに学ぶことも多く、リライト講座の対象とさせていただきました。
ですのでドコかの記事で『おやっ?』と感じる表現を見つけたらご一報いただけると幸いです。
ここでリライト実践させていただきます。
ただし、小説やエッセイ、個人ブログにつきましては、あくまで著者による世界観演出の場ですのでご遠慮ください。
私などが突っ込むのは畏れ多く、文章的なテクニックについて論ずることはできません。
さらには、誤字・脱字・誤変換等については、私も頻繁にやってしまいます。
文章テクニックとは別の話と割り切ってくださいますようお願いします。
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