日大アメフト部の反則事件に終わりが見えません。
当事者の選手が記者会見で自らの罪と反省を述べたのに対し、そのスグ直後に監督とコーチが自己弁護。
釈然としない二人の態度には、日本中の皆さんが『日大はどうなってる!』と怒りの感情に包まれたでしょう。
当然ながらメディアも大量の関連記事を配信しておりまして。
本日のリライト講座vol.1は、朝日新聞の記事に注目してみたいと思います。
※あくまで文章テクニックの話で記事内容には触れません
【リライト前の原文】
関東学生アメリカンフットボール連盟は月内に臨時理事会を開き、日大の処分などを判断する方針だ。規律委員会がすでに関係者の聴取を終えている。事件が起きた背景や再発防止策をまとめて、理事会に提出する。前川誠事務局長は「処罰を下すのは難しくない。きっちり次のスタートへの道筋まで示し、選手たちやアメリカンフットボールをやっている中高生の不安を取り除くことが大事だ」と語った。(朝日新聞より引用)
【以下のようにリライトです】
関東学生アメリカンフットボール連盟は月内に臨時理事会を開き、日大の処分などを判断する方針。すでに規律委員会は関係者の聴取を終えており、事件の背景や再発防止策を理事会に提出する予定だ。前川誠事務局長は「処罰を下すのは難しくない。きっちり次のスタートへの道筋まで示し、選手たちやアメリカンフットボールをやっている中高生の不安を取り除くことが大事だ」と語っている。
文:五十嵐利休
文章は、上手く書こうとして上手くなるものではない。
何度も何度も修正をかけ、邪魔な言葉を削ぎ落とすコツを覚える。これに限る。プロのレベルに到達したいなら、自分のナマ原稿と、実際に雑誌やサイトに掲載された記事を徹底的に比較研究すると良い。違いを学び、編集者のリライト術を盗むのだ。
— 五十嵐利休◆月350万PVの会社員 (@igarikyu) August 5, 2018
【リライト講座の対象は?】
ストレートニュースや週刊誌記事などは、最もシンプルかつ技術の必要なジャンルの文章だと思います。
ゆえに学ぶことも多く、リライト講座の対象とさせていただきました。
ですのでドコかの記事で『おやっ?』と感じる表現を見つけたらご一報いただけると幸いです。
ここでリライト実践させていただきます。
ただし、小説やエッセイ、個人ブログにつきましては、あくまで著者による世界観演出の場ですのでご遠慮ください。
私などが突っ込むのは畏れ多く、文章的なテクニックについて論ずることはできません。
さらには、誤字・脱字・誤変換等については、私も頻繁にやってしまいます。
文章テクニックとは別の話と割り切ってくださいますようお願いします。
コメントを残す